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人的資本経営の情報開示の重要性と投資家との対話やフィードバックの活用法を解説

作成者: スーパーストリーム|2024.05.20

人的資本経営とは、従業員を企業の重要な資産とみなし、その資産を最大限に活用することを目的とした経営手法です。具体的には、人材の採用、育成、リテンション(人材の確保)などを戦略的に行い、企業価値の向上につなげる経営のあり方を指します。

人的資本経営を適切に行うことで、従業員の能力やモチベーションを企業価値の向上に直結させることが可能です。また、このような情報開示は企業の透明性を高めるため、投資家との信頼関係を築くための重要なステップとなります。

さらに、投資家との対話を通じたフィードバックを得ることで、企業の持続可能な成長と社会的責任の両方を実現するための基盤を築くことができるでしょう。

そこで今回は、人的資本経営の情報開示の重要性と、投資家との対話やフィードバックの活用法を徹底解説します。企業の経営に携わる方は、ぜひ参考にしてください。

人的資本経営とは?情報開示の重要性

上記でも述べた通り、人的資本経営とは、従業員を企業の重要な資産とみなし、その資産を最大限に活用することを目的とした経営手法です。

この経営手法は、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげるという考え方に基づくものです。

人的資本経営の義務化と注目される背景

2023年3月期決算から、有価証券報告書を発行する上場企業約4,000社に対し、人的資本の情報開示が義務化されました。これはESG投資や無形資産の重要性が高まる中で、企業価値向上や持続的成長を目的に導入されたものです。人的資本とは従業員の知識・スキル・多様性・健康などを資本と捉え、戦略的に投資・開示する考え方です。

人的資本経営が注目される背景には、労働人口の減少、働き方の多様化、環境変化によるスキルの陳腐化などがあります。そこで企業としては、従業員に対して意図的な成長機会を作り、育成を行い、客観的かつ具体的に評価することの重要性が高まっているのです。

関連記事:人的資本の情報開示義務化とは?目的やメリット、企業人事の対応策を解説

情報開示の方法と主な項目

人的資本開示は、有価証券報告書に「戦略」「指標及び目標」の2つの欄で記載し、EDINETを通じて公衆縦覧されます。開示項目は政府指針で「人材育成」「エンゲージメント」「流動性」「ダイバーシティ」「健康・安全」「労働慣行」「コンプライアンス」の7分野・19項目が示されています。これにより、企業は自社の人材戦略や独自性、他社との差別化ポイントを明確にし、定量的な目標や進捗も積極的に公開することが求められます。

関連記事:人的資本可視化指針とは?開示のメリットや義務化の対象項目を解説

情報開示の重要性

人的資本経営に関する情報開示は、企業が自身の財務状況や業績を公開することで、投資家や取引先、従業員、消費者など関係者が企業の健全性や信頼性を評価するための重要な手段です。

情報開示は企業の透明性を保つ上で欠かせない要素であり、資金調達を行う際にも重要な役割を果たします。また、企業が自らの経営状況やビジネスモデル、戦略などを明らかにすることで、外部の人々は企業の動向を理解しやすくなり、企業の価値を正しく評価するために必要不可欠な情報を提供します。

投資家との対話(エンゲージメント)の重要性

次に、投資家との対話(エンゲージメント)の重要性について解説します。

投資家が人的資本情報に注目する理由

近年、投資家の企業評価軸は財務情報だけでなく、人的資本などの非財務情報にも広がっています。人的資本は企業の持続的成長や競争力の源泉とされ、ESG投資の拡大とともにその重要性が高まっている状況です。

人材戦略や人事施策が企業価値向上に直結するとの認識から、投資家は人的資本の質や管理体制、経営戦略への位置づけに注目し、適切な情報開示を求めています。

対話の具体的な進め方

企業は開示した人的資本情報を基に、投資家との定期的な説明会や個別ミーティングを実施します。経営戦略や人材投資の意図、進捗状況を丁寧に説明し、投資家からの質問や意見を積極的に受け止めることが重要です。双方向のコミュニケーションを重視し、投資家の関心や期待に応えることで、信頼関係の構築と企業価値の向上につなげましょう。

開示情報のアップデートと継続的な対話

人的資本情報は一度開示して終わりではなく、進捗や成果、課題を定期的にアップデートし投資家に報告することが重要です。継続的な対話を通じて、投資家からのフィードバックを経営や人材戦略に反映し、透明性と説明責任を高めます。これにより、企業の持続的成長や市場での信頼性向上が期待できます。

投資家との対話がもたらす人的資本経営への影響

企業と投資家との対話は、人的資本経営において非常に重要な役割を果たします。そこで以下では、投資家との対話の影響と効果について解説します。

投資家の関心が企業に与える影響 

投資家は、企業の長期的な価値向上に寄与する要素として人的資本を評価します。人的資本に対する投資が、従業員のスキル向上や生産性の向上につながり、結果として企業の成長と業績向上に貢献することを期待しています。

企業が情報開示する重要性 

投資家は、人的資本に関する情報開示を重視しており、特に経営戦略と人材戦略がどのように連動しているか、従業員エンゲージメントの取り組みがどのように業績に影響を与えているかに注目しています。このような情報は、投資判断において重要な材料となります。

投資家との対話を通じた経営改善 

投資家との対話を通じて、企業は人的資本経営に関する取り組みを評価され、必要な改善点を見つけることができます。また、投資家からのフィードバックは、企業が人的資本経営をさらに進化させるための新たなアイデアや戦略を生み出すきっかけにもなります。

投資家との対話が企業にもたらす効果

次に、投資家との対話が企業にもたらす具体的な効果について解説します。

経営者の人的資本経営に対するコミットメントの明確化

投資家との対話は、経営者が人的資本経営に対する責任と関与(コミットメント)を明確にし、そのメッセージを社内外に発信する機会を提供します。

経営戦略と人材戦略の連動

開示された情報により、投資家は企業がどのように人的資本を経営戦略に組み込んでいるかを評価します。そのため、企業にはダイバーシティの推進やタレントマネジメントなどの具体的な戦略の構築が求められます。

従業員エンゲージメントの向上

高い従業員エンゲージメントは、生産性や顧客満足度の向上に直結し、投資家はこれを重要な指標として注目しています。

日本企業における取り組み 

日本企業においても、人的資本経営への取り組みが進んでおり、特にグローバル企業、サービス業、新興企業が積極的に人的資本経営を推進しています。これらの企業は、投資家との対話を通じて、人的資本経営の実践と開示を促進し、企業価値の向上を目指しています。

以上の点から、投資家との対話は、人的資本経営における戦略の策定、実行、評価の各段階で中核的な役割を果たし、企業の持続可能な成長に不可欠な要素であると言えるでしょう。

そこで、企業においては投資家との対話を通じて得られる洞察を活用し、人的資本経営をさらに推進することが重要です。

情報開示を通じた投資家からのフィードバックの効果的な活用方法

人的資本経営における情報開示を通じた投資家からのフィードバックを効果的に活用するためには、以下のステップを踏むことが重要です。

1.情報開示の戦略を明確にする 

まず、企業は自社の人的資本経営に関する情報開示の戦略を明確にする必要があります。これには、どのような情報を開示するか、どのように開示するかが含まれます。

また、開示する情報にはストーリー性を持たせたり、数値化することが望ましいです。

2.開示情報の選定と独自性を確保する 

開示する情報を選定する際には、企業の独自性と比較可能性をバランス良く保ちながら、価値向上やリスクマネジメントの観点を明確にすることが大切です。これにより、投資家が企業の人的資本経営の取り組みを正しく評価することができます。

3.フィードバックの収集と分析を行う 

投資家からのフィードバックを収集し、それを分析することで、企業は自社の人的資本経営の現状を把握し、改善点を見つけることができます。フィードバックは、アンケート、インタビュー、会議など様々な方法で収集することが可能です。

4.内部での共有と対話を促進する

収集したフィードバックは、経営層を含む社内の関係者と共有し、対話を通じて経営戦略に反映させます。これにより、人的資本経営の取り組みがより効果的になり、企業価値の向上につながります。

5.継続的な改善と報告を行う 

フィードバックを基に改善策を実施した後は、その結果を投資家に報告し、さらなるフィードバックを求めることで、継続的な改善サイクルを確立します。これにより、企業は人的資本経営の持続的な進化を図ることができます。

以上のステップを踏むことで、企業は投資家からのフィードバックを効果的に活用し、人的資本経営を通じた企業価値の向上を図ることが可能です。このプロセスは、企業の透明性と信頼性を高めることにも寄与し、より多くの投資家からの支持を得ることにつながります。

 

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人的資本経営における情報開示と投資家との対話から生まれるメリット

人的資本経営における情報開示と投資家との対話は、企業にとって多くのメリットをもたらします。以下では、その主なメリットを解説します。

1.信頼性が向上する 

情報開示を通じて、企業は透明性を高め、投資家やその他のステークホルダーからの信頼を獲得することができます。これにより、企業のブランド価値や市場での評価が向上します。

2.資金調達が容易となる 

投資家との対話を通じて人的資本経営の取り組みを説明することで、投資家は企業の長期的な成長ポテンシャルを理解しやすくなります。これは、資金調達の際に有利な条件を得ることにつながります。

3.従業員のモチベーションが向上する 

従業員は、自社が人的資本に投資していることを知ることで、自己のスキルやキャリア開発に対する意欲が高まります。また、企業が従業員の価値を認識していることを感じることで、エンゲージメントが向上します。

4.経営戦略の最適化につながる 

投資家からのフィードバックを活用することで、企業は人的資本経営の戦略を改善し、より効果的な経営判断を行うことができます。これにより、企業の競争力が強化されます。

5.リスク管理を強化できる 

情報開示は、企業が直面するリスクを明らかにすることにも役立ちます。また、投資家との対話を通じてこれらのリスクを共有し、対策を講じることも可能です。

6.持続可能な成長を促進する 

人的資本経営における情報開示と投資家との対話は、企業の持続可能な成長を促進します。投資家は、企業が社会的責任を果たしているかどうかを評価する際に、人的資本の管理を重要な指標としています。

7.イノベーションが加速する 

従業員のスキルや能力が向上することで、新しいアイデアや製品、サービスの開発が促進されます。これは、企業のイノベーションを加速し、新たなビジネスチャンスを生み出すことにつながります。

以上のメリットは、企業が人的資本経営における情報開示と投資家との対話を積極的に行うことで、企業価値の向上、リスクの低減、そして持続可能な成長を実現するための重要な要素です。そこで、企業がこれらのメリットを理解し、戦略的に情報開示と投資家との対話を行うことが大切です。

人的資本経営におけるフィードバックループの重要性

次に、人的資本経営におけるフィードバックループの構築の重要性について解説します。

フィードバックループとは? 

フィードバックループとは、組織内外のステークホルダーからの意見や評価を収集し、それを経営戦略に反映させる継続的なプロセスのことです。このループは、企業が自身の人的資本経営の取り組みを評価し、改善するための重要なメカニズムとなります。

フィードバックループを構築する重要性

人的資本経営におけるフィードバックループの構築は、企業が持続可能な成長を達成し、競争力を維持するために非常に重要です。そこで以下では、その理由について解説します。

1.持続可能な成長に向けた自己改善を促進するため 

企業はフィードバックを活用して、従業員のスキルや知識、経験などの無形資産を最大限に引き出し、組織全体の生産性を高めることができます。これにより、企業は変化する市場環境に迅速に適応し、持続可能な成長を実現することが可能となります。

2.経営戦略と人材戦略の連携を強化するため 

フィードバックループを通じて、企業は経営戦略と人材戦略がどのように連動しているかを定期的に評価し、必要に応じて調整を行うことができます。これにより、企業は戦略的な人材管理を実現し、組織の目標達成に向けて効果的に進めることが可能です。

3.企業情報の透明性と信頼性を向上させるため 

フィードバックループは、企業が人的資本に関する情報を開示し、ステークホルダーとの対話を促進するための基盤を提供します。これにより、企業の透明性が向上し、投資家や顧客、従業員からの信頼を得ることができます。

4.リスク管理と対応力を強化するため 

フィードバックループを活用することで、企業はリスクを早期に特定し、対策を講じることができます。また、従業員からの直接的なフィードバックは、組織内の問題点を明らかにし、迅速な対応を可能にします。

5.イノベーションを促進するため 

従業員や外部ステークホルダーからのフィードバックは、新しいアイデアや改善点を提供することが多く、これがイノベーションの源泉となります。企業はフィードバックを活用して、新しい製品やサービスの開発を促進することができます。

6.従業員エンゲージメントを向上させるため 

フィードバックループは、従業員が自分の意見が聞かれ、評価される環境があることを感じさせます。これにより、従業員のモチベーションが向上し、組織へのコミットメントが強化されます。

以上のように、フィードバックループの構築は、企業が人的資本経営を成功させるための基礎となる重要な要素です。企業はこのプロセスを通じて、組織の持続可能な発展を促進し、市場での競争力を維持することが可能となります。

このように、フィードバックループの構築は、企業が変化に柔軟に対応し、成長を続けるための重要な手段となります。

人的資本経営の情報開示を成功させるポイント3つ

以下では、人的資本経営の情報開示を成功させる主なポイントを3つ挙げて解説します。

データ計測・管理体制の整備

人的資本経営の情報開示を成功させるには、まず従業員数や構成、スキル、研修履歴、ダイバーシティ、健康・安全など多様なデータを正確に計測・管理できる体制の構築が不可欠です。これには、クラウド型人事システムや会計システムの活用が有効で、リアルタイムでのデータ集約や分析が可能となります。

適切なデータ管理は、信頼性の高い情報開示の前提条件であり、ステークホルダーが企業の人的資本への取り組みを客観的に評価するためにも重要です。また、従業員にも情報開示の意義やメリットを説明し、社内の理解と協力を得ることが、正確なデータ収集と継続的な改善につながります。

目標設定とストーリー性のある開示

人的資本経営の開示では、単なる数値や施策の羅列ではなく、経営戦略と人材戦略を結びつけたストーリー性が求められます。自社が直面する課題や目指す姿を明確にし、それを解決・実現するための人材への投資や施策を、時系列でKPIや実績値とともに開示することが重要です。

例えば、人材育成やダイバーシティ推進の目標を設定し、達成度や進捗を複数年分で示すことで、取り組みの真剣度や成果が伝わります。背景や課題、施策、成果までを一貫したストーリーで説明することで、投資家やステークホルダーに説得力を持って理解してもらえるでしょう。

他社との差別化と独自性の明確化

人的資本情報開示で評価されるには、他社と比較しやすい定量的な指標だけでなく、自社独自のビジョンや経営方針、ビジネスモデルと連動した独自性を明確に示すことが重要です。例えば、独自の人材育成プログラムや、企業文化に根ざしたダイバーシティ施策、業界特有の人材活用戦略など、独自の強みや取り組みを具体的に開示することで、ステークホルダーからの信頼や投資家の評価向上につながります。

独自性のある内容は、単なる法令対応を超え、企業価値向上や中長期的な成長ストーリーの核となる重要な要素です。

上場・大手企業が取り組むべき人的資本経営の展望

上場・大手企業においては、人的資本経営の展望として、以下の点に留意することが大切です。

サステナビリティ経営と人的資本の融合

上場企業・大手企業が今後取り組むべき人的資本経営の展望として、サステナビリティ経営との融合が不可欠です。なぜなら、従業員を単なるコストではなく、投資対象として捉え、その成長や多様性、健康・エンゲージメントに積極的に投資することが、持続的成長と中長期的な企業価値向上の基盤となるからです。

サステナビリティ経営の中核に人的資本を据えることで、イノベーションやトランスフォーメーションを実現し、社会的価値と経済的価値の両立を目指す企業像が求められています。従業員が企業のパーパスに共感し、自律的・創造的に行動できる組織づくりが、ESGやSDGsに応えるだけでなく、企業の競争力とレジリエンスを高めるポイントです。

デジタル活用と開示プロセスの高度化

人的資本経営の実効性を高めるには、デジタル技術の活用と情報開示プロセスの高度化が不可欠です。なぜなら、HRテクノロジーやAI、データ分析ツールを活用することで、従業員データやキャリア開発、スキル管理をリアルタイムかつ個別最適化で運用できるようになるからです。また、クラウド型の人事・会計システムを導入することで、人的資本データの一元管理や迅速な集計・分析、統合型レポーティングが可能となり、投資家やステークホルダーへのタイムリーかつ透明性の高い情報開示が実現します。

このようなデジタル活用は、人的資本経営を全社に浸透させるだけでなく、グローバル基準の開示やサステナビリティ経営の高度化にも直結し、企業の持続的な価値創造を支える重要な要素なのです。

 

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人的資本経営におけるクラウド人事・給与システムの役割と重要性

上記のように、人的資本経営は、従業員のスキルや知識を企業の資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上につなげる経営手法です。2023年より、人的資本情報の開示が義務化され、多くの企業や投資家から注目を集めています。

人的資本経営におけるクラウド人事・給与システムの役割

クラウド会計システムは、リアルタイムでの財務情報の提供、効率的なデータ管理、アクセスの容易さなどを通じて、人的資本経営を支援しますが、特に以下のような役割を果たします。

データの集中管理が可能

従業員のスキルやパフォーマンスに関するデータを一元化し、管理しやすくします。

リアルタイムな情報分析の実現

経営判断に必要な情報をリアルタイムで提供し、迅速な意思決定を支援します。

コストの削減

ITインフラの維持やアップデートに関わるコストを削減し、投資を人的資本に再配分できます。

柔軟な働き方のサポート

どこからでもアクセス可能なクラウドシステムにより、柔軟な働き方をサポートします。

人的資本経営におけるクラウド人事・給与システムの重要性

また、クラウド人事・給与システムは、人的資本経営において以下のような重要性を持ちます。

情報の透明性の向上

人的資本に関する情報の透明性が高まり、ステークホルダーへの信頼を築きます。

戦略的な人事管理の実現

人材データを活用して戦略的な人事管理が可能になり、企業の競争力を強化します。

持続可能な成長の促進

従業員の能力開発に投資することで、持続可能な企業成長を促進します。

以上の点から、クラウド人事・給与システムは人的資本経営において不可欠なツールであり、企業価値の向上に大きく寄与すると言えるでしょう。そのため、人的資本経営の推進には、クラウド人事・給与システムの導入と活用が重要なポイントとなります。

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