債権管理
債権計上から入金入力、さらには入金予定データと入金データとを突き合わせた消込処理までの一連の債権管理・入金業務が行えます。また、債権の計上から回収までの包括的な管理ができるので、得意先ごとの細かな債権残高管理が可能です。
入金情報の登録は、入金伝票入力、FB入金データ取込、入金データ取込の3種類に対応しています。FB入金データの差出人の判断は、あらかじめ振込依頼人名マスタなどを設定しておくことで取り込んだ際に自動判別します。また、得意先マスタは取引先グループごとに階層化できます。その取引先グループ単位での残高消込・自動消込にも対応しています。
入金予定データと入金データを照合して行う消込処理には、指定した条件で消込を行う「残高消込」や「自動消込」、画面上でデータの内容を確認しながら消込を行う「手動消込」の3種類があります。また、「手動消込」では明細単位に消込処理が行えます。消込結果は、チェックリストで確認できます。
債権と債務の両方が発生する場合、あらかじめ取引先として登録しておくことで債権管理で計上している債権情報と、支払管理で計上している債務情報との相殺処理を行い、相殺仕訳を作成することが可能です。