公認会計士 中田清穂のインボイス制度と電子帳簿保存法の解説講座 2023.11.30 (UPDATE:2024.11.18)
中田 清穂(なかた せいほ)
取引先にとって大変重要なインボイス番号ですが、納税地を所轄する税務署長に登録を取り消されることがあります。
それは、「消費税法に違反して罰金以上の刑に処せられた」場合です。
消費税法に違反して罰金刑を受ける可能性があるのは、以下のようなケースです。
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などです。根拠条文としては、消費税法第六十四条以降をご参照ください。
特に問題なのは、(5)と(6)にあるように、インボイス対応をきちんとしなければ、インボイス番号を失ってしまう恐れがあるということです。
そして、消費税の申告手続きも、以前より増して、きちんと行い、期限に間に合うように申告書を提出しなければなりませんね。
中田 清穂(なかた せいほ)
1985年青山監査法人入所。8年間監査部門に在籍後、PWCにて 連結会計システムの開発・導入および経理業務改革コンサルティングに従事。1997年株式会社ディーバ設立。2005年同社退社後、有限会社ナレッジネットワークにて、実務目線のコンサルティング活動をスタートし、会計基準の実務的な理解を進めるセミナーを中心に活動。 IFRS解説に定評があり、セミナー講演実績多数。